検査について

　現在、遠方の視力は良くても目のコントロールなどが苦手で「見る力」に問題を抱えているというお子さんが増えています。
　多くの場合はこの問題が発見されないままで、学業に支障をきたしたり、スポーツや遊びも器用にこなせず、「うちの子は集中力がない」「勉強が嫌いで・・・」「運動オンチで・・・」と言った言葉で片付けられてしまいます。「なんでできないの！」「もっと集中して勉強しなさい！」という先生や親御さんの言葉も、本人にしてみれば「一生懸命頑張っているのに・・・」「どうせ僕なんか・・・」と、自信の喪失に繋がってしまう事もあります。

　問題の原因はひとつとは限りませんが、それらの原因の一部が「見る」ということが原因である場合、視覚認知検査を含む視覚情報処理の検査等を実施し、その上で見合ったトレーニングを行うことでそれらが改善されることがあります。また、「見る」ということをちょっとサポートしながら学習することで「見る力」に弱さのあるお子さんも持っている力を発揮しやすくなります。トレーニングジムで機械の使い方を教わりながら、体を鍛えるというようにイメージして頂くとわかりやすいかもしれません。もちろん骨折をしていらっしゃる方はトレーニングでは治りませんので、目の病気(疾患)に関することは眼科の先生にご相談ください。図形などが苦手な子や筆算の「位」などを間違いやすい子たちの中にも「見る」力を養うことで改善できる子たちもいます。

　最近では学習障害（LD）や発達不良・注意欠如多動症（ADHD）を抱えるお子さんたちの中にも、視機能の問題を一緒に抱えているケースが多い事もわかってきております。

検査の一例

※こちらはあくまでも一例であり、実際はお一人一人に合わせた検査をさせていただきます。

検査予約・料金について

完全予約制となっております。（基本的に当方で指定する平日午前とさせていただいております）必ず前もってお電話でご予約ください。

電話番号はこちら