発達障害とは

発達障害には次のような特徴があります。
(※幅広く認知・理解をして頂くため検索にかかりやすい「害」の字を使っております。)

LD(学習障害)

聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する、などの基本的な学習能力のうち、一つか二つ以上の能力を習得することが困難な状態。ただし、知能検査の結果は正常範囲で、基本的に知的な遅れは伴わない。

ADHD(注意欠陥多動性障害)

気が散りやすく忘れっぽい(不注意)、じっとしていられない(多動)、自分の気持ちをコントロールしにくい(衝動性)などの状態がみられる。基本的に知的な遅れはない。

自閉症

対人関係の難しさ、ことばやコミュニケーションの発達の遅れ、特定のものへのこだわりの強さの3つの特徴を持つ。全体の7~8割が知的な遅れを伴うが、残りの2~3割は知的障害がないために「高機能自閉症」と呼ばれている。

それぞれの障害の間には明確な線引きはできず、「発達障害スペクトラム」ととらえる
※「スペクトラム」とは連続体という意味。

(上野一彦・月森久江著『ケース別発達障害のある子へのサポート実例集』(ナツメ社)より抜粋)

最近ではこれらの症状を抱えるお子さんたちの中に、視機能の問題を一緒に抱えているケースが多い事もわかってきております。

文字を読む・書く、運動が苦手・・・というお子さんの中には、メガネで適切な補正を行ったり
ビジョントレーニングを行うことによって改善される可能性もございます。

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